WordPressで簡単にeコマース(ネットショップ)を作るための代表的なプラグインがあります。
それらのeコマースプラグインは想像以上に導入が簡単ですが在庫機能・カスタマーとのコミュニケーション機能、ペイメント機能など重要な要素と機能が含まれています。素晴らしいWordPress+eコマースサイトを構築していただくために、それらの基本的な要素と機能について簡単ガイドを作成しました。
なぜWordPress+eコマース?
WordPressは最も人気のあるプラットフォームの1つであり、iThemes、woocommerceなどのプラグインを使用して独自のストアを作ることができます。
英語になってしまいますが、プラクティスガイドを参照ください。
ずっと無料。それがWordPressの最大メリット!
複雑なeコマースのプロセスを動作させるには、2つの方法(有料/無料)があります。
- wordpressプラグインをインストールして標準機能を利用する【無料】
- ネットショップ専用サービスを契約し利用する【有料】
大きく費用の面で言うと、有料無料の2つに分かれます。それぞれメリットデメリットの比較をしていきます。
1. WordPressのeコマースプラグインを利用する
WordPressのeコマースプラグインには、以下の4つの標準機能が含まれます。
- ショッピングカート(買い物) -顧客情報登録〜カート〜購入を管理する機能。
- ペイメントゲートウェイ(支払い) -取引を承認し、リストを保持する機能。
- マーチャントアカウント(銀行決済) -トランザクションを完了し、支払い設定を確定させる機能です。
- 銀行口座 -ペイメント会社の集金をあなたへ支払う機能です。
ショッピングカート機能
ショッピングカートは、ショッピングプロセスを管理します。具体的には顧客が商品を選び→カートに入れる→在庫数を確認→買い物かごに入れる一連機能をいいます。これは、ペイメントゲートウェイ(支払い)と通信し、アクティブなユーザーをリストとして保持する最も重要な機能です。
ペイメントゲートウェイ機能
次はペイメントゲートウェイ(支払い)です。これは購入プロセスで支払い方法を確定した際、マーチャントアカウント(受け取り口座)へクレジットカードのデータを提供し、銀行への承認または拒否を通信する機能です。
トランザクションが承認された場合、ペイメントゲートウェイは、承認コードを収集します。これらはビジネスアカウントと購入者を整合した後、IOUリストを通して一日一回、単一のバッチで配信されます。そして次に、あなたが支払いを受けることができます。
日本国内のペイメントゲートウェイは、取引手数料3.5%〜(トランザクション 6円/件〜)毎月の最低料金(5000円〜)が一般的です。
マーチャントアカウント機能
次のステップは、マーチャントアカウント機能です。
マーチャントアカウントとは、クレジットカード決済を受け取る登録された口座(ビジネスアカウント)のことです。
銀行ATMと同様に、ビジネスアカウントはほとんどの場合無料では動作しません。一件の処理(トランザクション)の手数料、月額最小手数料、顧客サービス料、年会費およびチャージバック手数料を含むことがあります。
銀行口座
eコマースプロセスの最終ステップは、収益を得るための銀行口座です。
口座が登録・開設されれば、eコマースすべての収益は、あなたのビジネスの銀行口座に支払われます。ただし先の通り、1件につき決済手数料がかかることとペイメント会社により入金サイクルがk異なります。月1回〜数回と任意設定が可能ですがオプション手数料が発生する場合もありますので、事前に契約の確認が必要です。
2. 他社サービスを利用する(サードパーティー)
ペイメントゲートウェイとマーチャントアカウントのプロセスが通常バラバラなwordpressプラグインeコマースの標準機能に対して、そのほか他社サービスを利用する方法があります。他社サービスは、ペイメントゲートウェイと銀行決済の役割を兼ね備えています。
ショッピングカート>ペイメントゲートウェイ>マーチャントアカウント>銀行口座
プロセスは、このように単純化されます。
ショッピングカート>他社サービス(サードパーティ)>銀行口座
日本には複数決済会社が存在するがペイジェント、GMOペイメントとソフトバンクペイメントサービス、ベリトランスについては国内シェアを拡大しているサービスです。
WordPressのeコマースプラグインとネットショップサービスの比較
WordPressとネットショップサービスを比較してみましょう:
WordPress | 専門サービス | |
---|---|---|
コスト: | 低いの取引手数料 | 3.5%〜取引手数料・最低料金5,000円/月 |
外観 | 自由にカスタマイズが可 | カスタマイズは不可 |
セキュリティ | サイト上でSSLが必要です | SSLは必須ではありません |
入金サイクル | ー | 月1回。2回目以降オプション手数料が必要 |
PCIコンプライアンス | 厳格なPCIコンプライアンスが必要 | コンプライアンスが用意されている |
セットアップ | ー | ビジネスアカウントで契約、審査が必要。セットアップが簡単 |
- コスト:専門サービスは、一般的に、WordPressよりも高い手数料を持っています。通常は3.5%の手数料とトランザクションあたり6円を支払う必要があります。
- 外観/ユーザビリティ:WordPressはあなたが望むカートおよびチェックアウトのUXを自由に設計することが出来ます。
- 入金サイクル:月1回〜数回と任意設定が可能ですが、オプション手数料が発生する場合もありますので、事前に契約の確認が必要です。
- セキュリティ:専門サービスは、通常個別にSSLを必要としませんが、WordPressは、SSL(Secure Sockets Layer)証明書が用意(別途契約)が必要です。
- PCIコンプライアンス:専門サービスが購入者に提示もしくは提供するコンプライアンスを用意している一方でWordPressは、非常に厳格なクレジットカード業界(PCI)コンプライアンスを必要とします。
最後に税金
ワードプレスのeコマースプラグインとネットショップ専門サービスプロセスを説明しましたが、海外に販売する越境ECを行う事業については、税金の計算を忘れてはいけません。
無料のインターネット米国税管理TaxCloudなどを利用すると便利です。
もし海外向けに日本の商品を販売する越境ECをしていくなら、通貨や配送の面で日本製システムでは対応できない部分があるので海外製のプラグインもおすすめです。
海外製のネットショップ用プラグインwoocommerce、iThemes、WP e-commerceが有名です。